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次の新発見は一九三六年にやってきた。
アメリカ合衆国、メイン州のJ研究所にいたJとTはマウスの乳癌を研究していた。
彼は、二つのマウス株、高い乳癌発生率の株と底い発生率の株を使って、単純ではあるが説得力のある実験を行った.彼はまず両方の株から生まれたばかりのマウスを実母から離して、高い腫傷発生率の母親の子には低い発生率の乳母の乳を飲ませ、低い腫傷発生率の母親の子には高い発生率の乳母の乳を飲ませてみた。
それから彼は、乳母に育てられたマウスの癌の発生率が、実母と一緒にいたマウスの癌発生率とどう違うかを待機して観察した。
この実験は、高い腫傷発生率は、より高い腫傷発生率の乳母からの乳のなかに伝えられた「何か」あるものによって引き起こされることを決定的に示していた。
つまり、当時、一般に信じられていたように生物学上の母親から遺伝した遺伝的感受性によって引き起こされるのではない、ということであった。
その乳のなかの「何か」とは、ウイルスであることがわかった。
このような発見によって、科学界もにわかに関心をもつようになり、腫傷ウイルス学の時代が始まったのである。
動物腫傷ウイルス研究における成功のあとには、ヒト腫傷ウイルス学者たちにとって長い失望の年月が待ち受けていた。
ウイルスに起因するニワトリ、マウス、ウサギの癌に似ているヒトの癌は固形の腫傷も白血病も数多くあるけれども、ヒト腫傷ウイルスを発見することはできなかった。
多くの科学者たちは人間の癌がウイルスによって起こされるのかどうかということに疑いをもち始めたが、同時に他の科学者たちは疫学者たちに助けを求めた。
疫学者は科学的探偵である。
彼らは全人口を調査して、原因と結果を結びつける手がかりを探す(喫煙と肺癌の関連を最初に証明したのは彼らである)。
もし腫傷がウイルスによって引き起こされるものならば、それは感染力をもっているはずであり、他のウイルスが一般に利用する経路のひとつによって人から人へ広がるはずであった。
それゆえ、腫傷がそのような拡散方法に依存するならば、たとえば、地理的な変化を示しているかもしれない。
つまり、そのウイルスがありふれている地域ではその腫傷はありふれており、そのウイルスが珍しい地域ではその腫傷は珍しいに違いない。
同じ理由によって、その腫傷は、家族構成員や、緊密な集団、あるいは同じ職業または習慣をもった人々の間で、総人口におけるよりも多く見られるかもしれない。
結婚相談所 出会いの表現方法や説明の仕方など、慣れてくれば結婚相談所 出会いのことも読みにくいものではないことに気が付くと思います。